地域団体商標「富里スイカ」で知られる千葉県富里市の香取神社で、スイカをデザインしたお守りなどの授与品が人気だ。
同神社は規模が小さく、独自のお守りなどもなかった。神職の禰宜(ねぎ)を務め、スイカなどを作る農家でもある篠原政弘さん(43)が2016年に「自分も生産するスイカの授与品を作ろう」と発想。「富里スイカ」をイメージした丸型のお守りを作った。
これがインターネットで注目され、現在までに絵馬など限定品を含む8種類を作った。中でも人気なのは、昨年登場した表紙がスイカ柄の御朱印帳だ。
以前は地元の人だけが参拝していた同神社に、今はスイカの授与品を目当てに参拝客が県外からも来るようになった。篠原さんは「スイカで地域をPRしたい。お参りの後はぜひ富里スイカを味わってほしい」と笑顔を見せる。(釜江紗英)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース